この季節になると
縮毛矯正をする方が多くなってきます。
今回は、くせのタイプの中でも
特殊な髪質の連珠毛(連球毛)の施術です。
この髪質は、とっても弱く切れやすいのでなかなか長くはのばせません。
髪1本1本が、数珠のような形状になっています。
触ると、ボコボコ感、ジャリジャリ感があり、
髪が数珠のように、太い所と細い所があり、
細い所から切れやすくなかなか髪がのびません。
他のくせ毛よりも乾燥毛で
バサバサ、ゴアゴアした感触です。
まず、薬剤の浸透を良くするために、前処理をします。
その後、トリートメントを塗布。
軟化剤を塗布します。
この時も、薬剤をはじきやすいので、
しっかり髪に薬剤をつけます。
薬剤に埋め込む気持ちで・・・
軟化タイムも、連珠毛は切れやすいので適正な時間で終わらせます。
短くてもくせはのびませんし、長いと切れてしまいます。
こまめに、チェックしていきます。
この連珠毛の縮毛矯正は、
〇薬剤の塗布、
〇軟化時間、
〇リーディングブローでの熱の当て方
〇髪にかかるテンション(力)など
他の縮毛矯正とは違う特殊な施術になります。
縮毛矯正をした後は、ブラッシングがやりやすくなりますが、
やりすぎると、髪の表面のキューティクルがはがれやすくなってしまいます。
縮毛矯正の施術内のリーデイングブローで、
キューティクルの面を整えるようにブローしているのですが、
デリケートな髪質なので、ブラッシング、洗髪など
丁寧な扱いが必要な髪質です。
扱い方によっては、からまってしまったり、
切れたりしてしまいます。
連珠毛の縮毛矯正でなくても、
縮毛矯正を施術している髪には、
良い状態を保つためにも、
適切なホームケアが必要です。
今回のような連珠毛の縮毛矯正は特に細心の注意が必要です。
墨田区墨田 美容室 桃丸ジャパン ブログ担当 ほり