若返り薬誕生…なるか!

おもしろい記事を見つけました。

東京大などの研究チームによって、
加齢に伴い蓄積する「老化細胞」だけを除去する薬剤が発見された!

細胞はストレスを受けると老化細胞へと変化し、加齢とともに体内に蓄積される。

老齢のマウスから特殊な方法で老化細胞を除去すると、
動脈硬化や腎障害などの発症が遅れることが分かっているが、
これまで薬剤などで除去する方法は見つかっていなかった。

今回、老化細胞の生存に必要な遺伝子を探索し、GLS1という遺伝子を
見つけた。
さらに、老化細胞内は酸性に傾いているが、GLS1が過剰に働いて
中和してしまうことで、細胞を維持していることも分かった。

そこで、GLS1の働きを止める阻害剤を老齢マウスに投与したところ、
さまざまな臓器で老化細胞が除去され、腎臓や肺、肝臓などの機能低下が改善、動脈硬化や糖尿病などの症状にも改善が見られた。

人間でも加齢とともにGLS1の働きが強まることは分かっており、
同様の効果が期待できるという。 

GLS1の阻害薬は既にがん治療薬の候補として臨床試験が進められているが、
認知症など他の加齢疾患にも有効に使えるのではないか。……

こんな夢のような薬ですが、残念ながら 形になるのは 5~10年先とのこと、
皆さん、なんとしてもあと10年は自力で生き延びましょう(笑)。

Andrew