その昔、このファイヤーフライに衝撃を受けて美容師を目指したんだ!
サイドの流れるラインが、あまりにきれいで びっくりしたんです。
それも、外人の髪なら後ろに梳かすだけでなんとかなりそうですけど、日本人の髪でやるとなると
ブローのテクニックが必要なんです。もしくは、パーマの力を借りるとかね。
↓ カット前、粗切りした状態
![2_基本のカット 美しいファイヤーフライ](https://momomaru.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/a1.jpg)
↓ サイド、サイドバック、耳下1センチ程度の長さでガイドを作ります。
![3_基本のカット 美しいファイヤーフライ](https://momomaru.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/a4.jpg)
↓ 少しずつパネルを持ち上げながらカット、これでグラデーション(密な段差)がついていくんですね。
![4_基本のカット 美しいファイヤーフライ](https://momomaru.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/a7.jpg)
サイドバックはサイドをガイドにパネルのあげる角度を大きくしていきます。
切った髪を動かして流れの様子を確認。
ぼんのくぼの下あたりに バックセンターのウエイトラインがくるようにイメージして切り進めます。↓
![5_基本のカット 美しいファイヤーフライ](https://momomaru.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/a8.jpg)
↓ 少しずつスライスして、下のパネルをガイドにゆるやかなグラデーションをつけます。
![6_基本のカット 美しいファイヤーフライ](https://momomaru.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/a9.jpg)
フェィスラインの髪をはさむときには テンションに注意が必要です。
無造作にやると 前側が短くなっちゃいますからね。↓
![7_基本のカット 美しいファイヤーフライ](https://momomaru.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/a11.jpg)
↓ ブラント(はさんだ指に対して平行にまっすぐ切る)での切りあがりです。
![8_基本のカット 美しいファイヤーフライ](https://momomaru.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/a14.jpg)
ブ↓ ラントの状態から、毛先にセニング(量感調整)とチョップカット(質感調整)を加えた状態。
![9_基本のカット 美しいファイヤーフライ](https://momomaru.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/a15.jpg)
↓ フィンガーブロー、ロールブラシで サイドの流れをきれいに造ります。
![10_基本のカット 美しいファイヤーフライ](https://momomaru.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/a17.jpg)
このカット、基礎のグラデーションカットなんですけど、完成度を高くと思うと、かなり難しいんです。
まして ブローまで含めて考えたらね。
それだけに、どのくらいのものが作れるかを見る=そのスタイリストの実力が見える、ともいえますね。
墨田区美容室MomomaruJapan Andrew